フローラル
バラから花屋の棚まで、いちばん身近な香りの地図。金木犀の秋も、資生堂の花もここに重なる。
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ホワイトフローラル
チュベローズ、ガーデニア、オレンジフラワー。夜咲きの白は肌にも温室にも、金木犀の隣にも置ける。
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バラ
ダマスクとセンティフォリア。ジャムにも茎にもなる花は、香道の花とも資生堂のバラとも重なる。
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ジャスミン
サンバックかグランディフロラム。クリームにもインドールにもなる夜の花は、お香の横でも咲く。
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アイリス/パウダリー
オリスバターとスミレの粉。香水でいちばん高い静けさ。資生堂の粉感とも、伽羅の落ち着きとも近い。
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フルーティ
桃の皮、ベリー、金木犀のジャム。お菓子ではなく蜜としての果実。秋の金木犀はここに最も近い。
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柑橘
ベルガモット、レモン、柚子の皮。コロンの明るい開き。玉露の横に置くと、日本の朝になる。
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アロマティック
ラベンダー、ローズマリー、クラリセージ。フゼアを支えたハーブは、お香の清らかさとも隣り合う。
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アクアティック
カロン、海気、濡れた石。1990年代のマリンは、今も空調と潮のように速い。
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緑葉
ガルバナム、折った茎、トマトの葉。花屋の刃物と、花が開く前の庭。新緑と玉露の青さに近い。
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茶
緑茶、ほうじ、金木犀茶。湯気と葉の静かな贅沢。玉露の旨みは、この協定の日本側の定義だ。
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木香
シダー、イソウッド、乾いた材。現代瓶の建築。伽羅の木肌とも、お香の煙の骨格とも読める。
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白檀
クリーミーなサンタル、乳と伽藍の木。マイソールの記憶とオーストラリアの畑。香道の木にも近い。
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沈香
沈香の煙と樹脂。贅沢であり儀礼。伽羅と香道の中心であり、野生の木には説明が要る。
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ベチバー
ハイチの根、煙、グレープフルーツの皮。湿った土、鉛筆の削りくず、清潔なシャツの草。
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シプレ
ベルガモット、オークモス、ラブダナム。IFRAが書き換えた1917年の建築。苔と苦みの優雅さ。
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オリエンタル/アンバー
アンバー、バニラ、バルサム。夜の定義としての温かい樹脂。伽羅の甘さとも、お香の残香とも握手する。
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スパイシー
ペッパー、クローブ、シナモンの樹皮。台所のない熱。お香の辛みとも、冬の午後とも読める。
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グルマン
キャラメル、チョコレート、プラリネ。デザートを正式な香りの家にした1990年代の可食化。
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バニラ
ビーンズ、煙、アイスクリームのバニリン。誰もが知っているつもりで、木や革や伽羅側に折れる香料。
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タバコ/レザー
蜜を帯びた葉と馬具。クラブ、車内、人生を生きたジャケットの大人の残り香。
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フゼア
ラベンダー、クマリン、オークモス。1882年の羊歯。今も多くのメンズ瓶の骨格。
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ムスク
清潔な肌、洗濯物、動物のささやき。禁じられたニトロから、ニッチを親密にしたホワイトムスクの雲まで。資生堂の粉とも近い。
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アルデヒド
シャンパンの泡、石鹸、抽象の花弁。1921年の輝きが花を現代にした。資生堂の石鹸花とも同じ文法。
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