2024-05-18日付
アンディスクルーテッド・ヘビー級タイトルマッチ大会
ウシク、12回スプリット判定勝ちスコア
サウジアラビア・リヤド、キングダム・アリーナ会場
試合の展開
ヘビー級で四団体ベルトが一つの試合にかかったのは初めてだった。WBA/IBF/WBOチャンピオンのウシクは22勝0敗、WBCチャンピオンのフューリーは34勝0敗1分。体格差で大きく優位なフューリーが序盤のリズムを握り、中盤まで肩でウシクを押しながらリードしていると採点する声が多かった。流れが変わったのは8回から。ウシクの左が繰り返し当たり始め、9回にはコンビネーションでフューリーをロープに追い足を崩し、レフェリーがスタンディングカウントを取り、ゴングでフューリーはかろうじてラウンドを凌いだ。ウシクが最後の三回を取り、スコアカードはウシク115-112と114-113、フューリー114-113に分かれた。ウシクは四ベルト時代初のアンディスクルーテッド・ヘビー級チャンピオンとなり、1999年のレノックス・ルイス以来初めてヘビー級の全タイトルを手にした。
今も語られる理由
何十年も分裂していたヘビー級が再び一人のチャンピオンを得た瞬間だ。長らく膠着していた対戦を成立させる新しい興行力として、サウジ資本を確認した試合でもある。クルーザー級ですでにアンディスクルーテッドだったウシクは、二階級で四ベルトをすべて保持した極めて少数の選手の一人になった。