1979-07-01日付
F1世界選手権大会
ジャブイーユ優勝、ヴィルヌーヴ2位(0.24秒差)スコア
ディジョン=プレノワ、フランス会場
試合の展開
ルノーはホームレースでターボ過給のRS10二台でフロントロウを独占した。ディジョンの標高は過給エンジンに有利で、ジャブイーユはスタートからリードし14秒超の差で優勝した——シルバーストーンで「黄色いティーポット」と嘲られてから2年足らず、ターボ車初のグランプリ勝利だった。人々が覚えているのはその後ろだ。序盤リードしたヴィルヌーヴのフェラーリ312T4はグリップを失いアルヌーに追いつかれ、最後の3周で二人は一台分しかないコーナーに並んで入り、何度もコース外へ押し出され順位は1周に二〜三回入れ替わった。ヴィルヌーヴが最終コーナー前にリードを取り戻し、0.24秒差で2位を守った。どちらも抗議せず、スチュワードも処分せず、二人はあとで抱き合った。
今も語られる理由
二つのことが同時に起きた。ターボ時代が始まり——1980年代の優勝車はすべて過給を使うことになる——そして最終ラップのバトルは今もF1史最大級の一つとして引用され、接触をどこまで許容するかというレースクラフトの非公式基準を示した。今日のトラックリミットとペナルティ体系ははるかに厳しく、こうしたバトルは想像しにくい。